京都競馬場の外回りコースを使用する中距離レースで、春のGI戦線へと向かう上で重要な前哨戦となっている。別定重量戦だけに実力馬に有利な条件設定だが、阪神競馬場で行われた3回を含め、過去10年間で1番人気馬は[3-2-2-3]。やや物足りなく感じる数字だが近8年では[3-2-2-1]と堅実だ。 ◎チェルヴィニアはオークス、秋華賞優勝馬で前走ジャパンC4着。前年秋以来のレースで、大外枠を引き当ててしまった桜花賞以外は掲示板を外していない。ジャパンCは、最後の2ハロンは10.8秒、11.1秒。それを突き抜けたドウデュースを別格とすれば強豪牡馬を相手に健闘したと表現できる。別定重量の55kgは何度も経験済。22年のユーバーレーベン、15年のハ…