近年は少頭数で行われることが多いが、昨年はこのレースを制したジャスティンミラノが不敗のまま皐月賞に勝ち、日本ダービー2着。これを含め、過去10年だけでも勝ち馬から3頭の皐月賞馬、4頭のダービー2着馬を送り出す出世レースだ。東京競馬場の芝1800mコースは2角奥のポケットからスタートして、緩やかな2角を経てバックストレッチに合流する。ハイペースにはなりにくい構造だが、過去10年間で上がり3ハロン最速馬は[5-1-1-4]。展開を読むことが求められるコースだ。 ◎レッドキングリーは東京スポーツ杯2歳S3着馬。半マイル通過48.5秒、前半1000m60.9秒は、馬場状態を考えればスロー寄りの平均ペース。最後3ハロンは11.3秒、10.9秒、11.2…