JRA競馬学校騎手課程41期生の卒業式が11日、千葉県白井市の同校で行われた。JRA現役騎手の和田竜二(47)の長男・和田陽希、JRA初の沖縄出身騎手となる上里直汰ら7人が卒業した。同日発表の新規騎手免許試験にも全員合格。3月1日付で騎手免許が交付され、同日以降に順次デビューする。 JRA通算1515勝を誇る父に肩を抱かれ、息子は晴れ晴れとした表情で門出の日を迎えた。「父の姿を見て自分も騎手になりたいと思った。父のようにみんなから愛される騎手になりたい」と和田陽。「馬の乗り方を教えてもらったり、自分の騎乗している動画を送ったりもした」。父は憧れであると同時に、最も身近で頼れる存在でもあった。 これからは一番の味方…