04年のオークス馬のダイワエルシエーロを母に持つスライビングロード(牝3、栗東・福永祐一厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。 スライビングロードは父レイデオロ、母ダイワエルシエーロ、母の父サンデーサイレンスの血統。日高の超名門・下河辺牧場を代表する名牝系の出身となる。母は騎手時代の福永調教師が主戦を務め、04年のクイーンCで重賞初制覇。同年のオークスで世代の頂点に立つなど、重賞を4勝した。そして祖母のロンドンブリッジは97年のファンタジーSの覇者で、98年の桜花賞が2着。いとこのキセキは17年の菊花賞馬で、叔父のビッグプラネットとグレーターロンドンも重賞を制している。 ここ…