アドマイヤマーズ産駒のエンブロイダリー(牝3、森一誠厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。 エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー、母の父クロフネの血統。母は16年の忘れな草賞の勝ち馬。曾祖母のビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sの覇者。近親にはGI・6勝の名牝ブエナビスタ、11年の阪神JFを制したジョワドヴィーヴルなど、活躍馬がズラリと並ぶ。 ここまで4戦2勝。デビュー2戦目となった昨年7月の新潟の未勝利(芝1800m)をレコード勝ち。続くサフラン賞は出遅れた上、道中で折り合いを欠いて5着に敗れたが、前走の東京の1勝クラス(芝1400m)で2勝目を手にした。今回は2戦未勝利のマイ…