京都の「第65回きさらぎ賞」はサトノシャイニングが外から突き抜けて重賞初Vを挙げた。 名前通りに異質の輝きを放った。サトノシャイニングが同世代の素質馬を相手に力の違いを示して重賞初制覇。引き揚げてきた西村淳は初コンビの相棒を称え、杉山晴師とグータッチして喜びを分かち合った。 昨秋の前走東スポ杯2歳Sは大外9番枠から押し出されるようにハナを切り、最後はクロワデュノールとの追い比べで3/4馬身差2着に敗れた。あの敗戦を踏まえ、今回は一転して控える競馬。「次を見据えて前に馬がいる状態で、どれぐらい脚を使えるか確認できたし強かったと思う。本当にいい反応でした」と手応えバッチリ。鞍上の思惑を後押しするかのよ…