2月9日の東京9R・ゆりかもめ賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル=11頭立て)は、2番人気のウィクトルウェルス(牡、美浦・宮田敬介厩舎、父リアルスティール)が、2連勝でオープン入りを決めた。08年の秋華賞を制したブラックエンブレムを祖母に持つ血統。勝ち時計は2分27秒8(良)。 スタートを決めて、スムーズに流れに乗って好位に取りついた。手応え良く道中は運び、直線で進路が空いて仕掛けると、しっかりと脚を伸ばして2着のファイアンクランツに1馬身1/4差をつけた。 ルメール騎手は「レースごとに良くなってきましたね。ペースが遅くても、いい反応をしてくれた。いい脚を使ってくれました。2400メートルは問題なかった」と、…