京都のきさらぎ賞ではデビュー2年目の吉村誠之助(19=清水久)がG1・3着馬ランスオブカオスで重賞初制覇を狙う。 ルーキーイヤーに33勝を挙げ、新人騎手特別賞を受賞した吉村は昨年12月、朝日杯FSでランスオブカオスとコンビを組み、G1初騎乗ながら3着と健闘。デビューから手綱を取り続ける相棒と、クラシックの登竜門・きさらぎ賞に挑む。 「平常心で臨みたい」と意気込んだ大舞台。初めて馬上で浴びたG1ファンファーレや観衆の熱気を肌で感じ、「緊張感がありながら楽しめた」と振り返る。スローの前残りの流れに泣いたが、中団から鋭く伸びて見せ場十分。9番人気ながら馬券圏内に導いた。「馬が落ち着いていて雰囲気が良かった。ゲート…