宗教家、実業家で競走馬のオーナーブリーダーとして一時代を築いたアガ・カーン4世殿下が4日、ポルトガルの首都リスボンで家族に見守られ、息を引き取った。自身が創設したアガ・カーン・デベロップメント・ネットワークが公式サイトで発表。88歳だった。 シャーガーやダラカニ、ザルカヴァなど数多くの名馬を生産、所有。かつて主戦騎手を務めたクリストフ・ルメール(45)は「殿下が逝去された知らせに心を動かされました。彼の象徴的な赤い肩章が付いた緑の勝負服を着ることができたのは名誉であり、光栄でした。ご家族とご親族の皆さまに心より、お悔やみ申し上げます」とXに投稿し、哀悼の意を表した。…