JRAは1日、女性ジョッキーの大江原比呂騎手(20)=美浦・武市=が現役を引退したと発表した。本人から免許の取消申請があり、同日付で取り消した。同騎手は祖父が元調教師の哲さんで、父が蛯名正厩舎の勝助手という競馬一家に生まれ、昨年3月に騎手デビュー。JRA通算198戦で4勝を挙げた。 師匠の武市師が東京競馬場で取材に応じ、「本人も悩んで…心が折れたのかな。助手になるならウチ所属でと言いましたが、本人は“競走馬より違う世界を見てみたい”と。第二の人生を頑張ってもらいたいです」と愛弟子にエールを送った。 過去に同騎手は、負担重量超過やそれに伴う疾病(汗取りでの脱水症状)で騎乗停止や過怠金を科せ…