もう銀メダルはいらない。「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)が、東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。 ボンドガールは父ダイワメジャー、母コーステッド、母の父Tizwayの血統。母は16年の米G1・BCジュヴェナイルフィリーズターフの2着馬。半兄のダノンベルーガは22年の共同通信杯の覇者で、23年のドバイターフで2着に健闘するなど、古馬中距離戦線で活躍中。22年のセレクトセール1歳では2億1000万円(税抜)の高値で取引された。 ここまで7戦1勝。重賞では6戦して昨年の秋華賞など2着が4回、3着が1回。唯一、昨年のNHKマイルCではブービーの17着に大敗しているが、直線で致命的…