29日に行われた今開催のメイン、金盃(S2、2600メートル)は南関移籍初戦のキリンジ(牡5=渡辺和)が6馬身差で圧勝。一気に中長距離重賞戦線の主役候補に躍り出た。 一方で短距離重賞戦線にも今後が楽しみな馬が現れた。デュアリスト(牡7=藤田)が前開催に行われたウインタースプリント(準重賞、1200メートル)を勝利。南関転入初戦を白星で飾った。 大外枠から好スタートを決めると、抑え切れない手応えで3番手を追走。直線、堂々と抜け出して先頭でゴールを駆け抜けた。 笹川は「折り合いに気を使ったが、結果は完勝。あれだけ力んでも、追ってからしっかりしていた。凄くいい馬」と絶賛した。 20年兵庫ジュニアグランプリなどJRA在…