全国交流レースの第9回兵庫ウインターカップが1月30日、姫路競馬場のダート1400メートルで12頭(地元7、ホッカイドウ1、大井1、船橋1、高知1、佐賀1)によって争われ、ホッカイドウ競馬から参戦した1番人気のスペシャルエックス(杉浦健太騎手)が直線で力強く伸び、重賞5勝目を飾った。外から詰め寄ったエコロクラージュ(小牧太騎手)が2着で、地元馬最先着となった。 直線は4頭の叩き合いとなったが、真ん中を力強く伸びたホッカイドウ競馬のスペシャルエックスが2着に首差で激戦を制した。「砂をかぶるのを嫌がるので気をつけた」という杉浦は道中、ライバルが通るのを避けた、砂の深い内側に進路を取り、それが奏功した。「操縦性が良く…