実績馬と新興勢力がぶつかり合うダート重賞「第39回根岸S」の追い切りが29日、東西トレセンで行われ、栗東では現役屈指の巨漢馬ドンフランキーがコンビを組む池添を背にCWコースで完全復活を告げる動き。パワフルな脚さばきで駆け抜け、米国遠征帰りでも万全の仕上がりをアピールした。 笑顔が戻った。ドンフランキーの最終追いはCWコース併せ馬。2週連続で手綱を取る池添の赤いジャケットが目を引く。手綱さばきに熱い気持ちを込めた。 攻め駆けするセッション(5歳オープン)を3馬身追走。折り合いを付けながら、前を追う。直線は内から馬体を併せ、スムーズな伸び。直線半ばであっさり突き放すかに見えたが、最後に差し返されて併入ゴー…