芝ダート両重賞制覇を狙うフリームファクシは、M・デムーロを背に坂路で最終追い。前走すばるS1着から中2週のローテゆえ、余力残しに抑えたが4F52秒0をマークし活気に満ちていた。 須貝師は「ミルコには“雰囲気良くやっといて”と。ちょうど良かったんじゃないか」と満足げ。59キロを背負って圧倒した前走に改めて奥の深さを感じたと言う。「実質、直線だけの競馬で馬混みから抜け出す収穫ある内容。そんなに息も上がっていなかった」と感心しきり。鮮やかに連勝を決めて、フェブラリーSの主役に躍り出る。 …