「根岸S・G3」(2月2日、東京) 新星誕生だ。砂に矛先を向けて3戦2勝のフリームファクシ。得意の千四で重賞Vを狙う。 異父姉には17年秋華賞、19年ナッソーSと日英G1を制したディアドラがいる良血馬。未勝利Vから3連勝できさらぎ賞を制したが、順風だったのはそこまで。皐月賞9着、ダービー10着と一息に終わり、その後はリステッドでも2、3着が精いっぱい。4勝目に手が届かず、ダートへとかじを切ったのがデビューから15戦目だ。59キロの重い斤量を背負ったコールドムーンSを4馬身差で勝利し、M・デムーロも「何もしていない。乗っていただけ」とあきれるほどの強さだ。 続く千八のベテルギウスSは伸び…