一昨年のファストフォース、22年のナランフレグ、20年のモズスーパーフレア、18年のファインニードル、17年のセイウンコウセイ、16年のビッグアーサーと、過去10年で6頭がこのレースを経由して高松宮記念を制している。また、昨年の勝ち馬ルガルは高松宮記念こそ結果を出せなかったが、その秋のスプリンターズSを制している。冬場のハンデGIIIながら、春や今後のGIを占う上で重要な一戦。近10回中7回が京都、3回が中京で行われているので、データは競馬場で左右されにくいものを過去10年で見ていきたい。 1.1着軸は前走・重賞が理想 前走のクラスを見てみると、重賞だった馬が[9-4-3-52]と1着の9割を占める。特に前走がGIだった馬は[3-1-1-…