「プロキオンS・G2」(26日、中京) 逃げる逃げる。自分のラップを刻んだ快速馬に止まる気配は1ミリも無かった。抜群のスタートを決めた5番人気のサンデーファンデーは絶好の最内枠からハナを奪取。焦ることなくじっくり鞍上とコンタクトを取りながら脚を進める。直線を向くと後続の進出を待ち構えていたかのような抜群の手応えで一気に加速。迫り来る僚馬で1番人気のサンライズジパングを頭差でしのぎ切った。 「よっしゃー!」と心からの喜びを言葉に乗せ、検量室前に引き揚げてきた鮫島駿。「本当に良かったです。音無先生が(3月頭に)定年で引退されますし去年からたくさん管理馬を任せていただいていました。今回も大きな…