「第66回AJC杯」の出走馬で唯一の木曜追いとなったレーベンスティールは、Wコース3頭併せで成長を感じさせる走り。重賞3勝の素質馬が、8着に敗れた天皇賞・秋からの巻き返しへ上々の仕上がりだ。 “荒くれ者”がようやく大人になった。強過ぎる前進気勢が課題だったレーベンスティール。だがこの日は、いつにも増して落ち着き十分。我慢が利いて滑らかな動きを披露した。「進歩している。いいところまで来ました」。田中博師は愛馬の成熟に安どの表情を浮かべた。 最終リハはWコース3頭併せ。ウェットシーズン(4歳2勝クラス)、プリティディーヴァ(3歳オープン)を追いかける形でスタートした。序盤はゆったりしたラップ。それでも折り合い…