創設3年目の22年サウジカップでカントリーグラマー、ミッドナイトバーボンといった米国の実力馬を退け、地元馬初勝利を飾ったエンブレムロード(牡7=A・アブドゥルワーヒド、父クオリティロード)の引退が決まった。20日、サウジアラビアジョッキークラブが発表した。今後はサウド・ビン・サルマン王子の牧場で種牡馬入りする。 20年4月のOBS(オカラブリーダーズセールス社)スプリングセールにて8万ドル(当時のレートで約856万円)で落札され、同年11月にサウジアラビアでデビュー。通算13戦8勝、連覇が懸かった23年サウジカップは6着、次走のドバイワールドカップ3着がラストランになった。…