中山では日曜メインで「第66回AJC杯」が行われる。春G1を見据えて強豪が集まった。主役は早くも始動する24年のダービー馬ダノンデサイル。昨年は同時期の京成杯で重賞初制覇を飾り、ダービーで世代の頂点に立った。秋初戦の菊花賞は展開の不運もあって6着に敗れたが、有馬記念は初対戦の古馬相手に正攻法の逃げで3着。ゴール前までしぶとく粘った。昨春より体が大幅に増えて充実一途。実績十分の中山で、ダービー馬の貫禄を示す。 強敵は中山巧者レーベンスティール。中山芝は4戦3勝、2着1回で連対率100%を誇る。この舞台は23年セントライト記念、昨年オールカマーで重賞2勝とベスト。前走天皇賞・秋は8着に敗れたが、この相手ならV争い。…