東西で楽しみな重賞が組まれている。東の「第65回京成杯」をピックアップ。2年続けて勝ち馬がクラシックを制している。23年ソールオリエンスは皐月賞、昨年はダノンデサイルがここを勝ってダービー馬、そして2着アーバンシックが菊花賞馬へと羽ばたいた。 ゲルチュタールに◎を託す。昨年9月、中京芝2000メートルの新馬戦を快勝。その後は休養を挟んで復帰した前走・葉牡丹賞はレコード決着(1分58秒8)の中、中団から脚を伸ばしてタイム差なしの2着に好走した。前走の馬体重が12キロ増の520キロ。成長分を見込んでも余裕のある体つきに映った。中間は稽古を強化して躍動感あふれる動きを見せている。同舞台を経験しているアドバンテージを生…