GIで2着2回の実績を誇るボルドグフーシュ(牡6、栗東・宮本博厩舎)が、アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)で重賞初制覇を目指す。 ボルドグフーシュは父スクリーンヒーロー、母ボルドグザグ、母の父Laymanの血統。母は11年の仏G3・レゼルヴォワール賞の勝ち馬。遡ればGI・6勝のイクイノックス、種牡馬として活躍したベリファと同じ牝系の出身となる。 ここまで13戦3勝。3歳時に菊花賞でアスクビクターモアの2着、有馬記念でイクイノックスの2着に健闘。4歳を迎え、阪神大賞典でもジャスティンパレスの2着となったが、天皇賞(春)で6着に敗れた後、右前脚の屈腱の周囲炎が判明。長期休養を強いられることとなった。そして…