今年は重賞の大規模な施行条件の変更があったが、プロキオンステークス(4歳上・GII・ダ1800m)もそのうちのひとつだ。 これまでは7月のダ1400m戦だったが(昨年は小倉ダ1700mで施行)、今年から時期が1月に移行。格付けがGIIIからGII、距離も1800mにそれぞれ変わり、来月のフェブラリーSの前哨戦となった。実際は施行条件の変更というよりも、東海Sとの入れ替えと考えた方が分かりやすい。 今年で30回目を迎えるプロキオンSだが、過去の勝ち馬からGI馬は1頭も出ていない。アルクトスやベストウォーリアがJpnIを制しているものの、JRAのGIに限ると延べ60頭が走り、17年のフェブラリーSのベストウォーリアなど、5回ある2着が最高着順。今年の…