日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)には実にハンデ戦らしい傾向がある。それは前走オープン組よりも、前走条件クラス組を買い続けた方が儲かるということだ。 過去30年を対象にデータを見てみよう。前走オープン組は【21-21-19-266】の勝率6%、複勝率19%。回収率は単勝が44%、複勝でも68%だから、アベレージを大きく下回っている。一方、前走条件クラス組は【9-10-10-54】の勝率11%、複勝率35%。回収率は単勝で102%、複勝なら115%もある。これだけのサンプル数がありながら、ベタ買いでプラス収支というのは驚異的というしかない。また、近年に限っても、20年には該当5頭でワンツースリー決着。21年も唯一の該当馬だった8番人気のショ…