「フェアリーS・G3」(12日、中山) 初の芝でも不安より楽しみの方が大きそうだ。プリンセッサはデビューからここまで2戦はダートで2・1着。今回、初の芝での重賞挑戦だが、気後れなどみじんもない。 前走は2番手から運び、ペースが遅かったこともあり向正面に入って先頭へ。そのまま直線に向くとリードを広げて8馬身差の圧勝だった。牧田師は「新馬戦も悪くなかったですが、前走は強い内容で勝てましたね」と目を細める。ゴール前は気を緩めたような走りでも、あの勝ちっぷりの良さなら期待は高まる。 母のアンドリエッテは、18年のマーメイドSを勝っており、芝をこなせる下地はある。母も管理した指揮官は「アンドリエ…