新春を飾る縁起重賞「第63回スポーツニッポン賞京都金杯」は5日、中京競馬場で行われた。6番人気サクラトゥジュール(セン8=堀)が差し切って同レース初の8歳Vで重賞2勝目。昨年に続き来日した女性騎手レイチェル・キング(34=英国)は同馬で制した昨年の東京新聞杯以来のJRA重賞3勝目。“サクラ軍団”は95年中山金杯サクラローレル以来の金杯優勝となった。 まるで昨年、東京新聞杯のリプレー。サクラトゥジュールが馬群を引き裂いて鋭く伸びてきた。「プラン通り。去年勝った時のように前半リラックスさせて、その分、最後は勝負強い末脚を引き出せた」。伝統の桃色の勝負服を身にまとったキングが充実感をにじませる。英国出身でオーストラ…