ウォーターリヒトで京都金杯へ挑む河内洋師(69)も3月に定年引退。騎手時代に2度制した同レース、最後の挑戦で美酒に酔いたい。 騎手時代は名手とうたわれ、05年に厩舎を開業した河内師は3月4日に定年引退を迎える。スポニチ賞京都金杯に送り込む4歳ウォーターリヒトは厩舎ゆかりの血統。芝6Fで5勝を挙げたオープン馬の祖母マチカネハヤテ、芝とダートを合わせて3勝した母ウォーターピオニーを管理した。河内師は「ずっと見てきた血統で、この馬に関しては、もう一年やりたい気持ちがある。何とか結果を出したい」と思い入れが強い。 ウォーターリヒトは初勝利まで4戦を要したが未勝利勝ち直後に挑んだ昨年1月シンザン記念で17番人気3着、…