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女傑の登竜門? シンザン記念から羽ばたいていった牝馬たち

  • 女傑の登竜門? シンザン記念から羽ばたいていった牝馬たち

     古くは「ここを勝つとクラシックに縁がない」と言われたシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)だが、今では誰もが認めるクラシックの登竜門だ。特に牝馬に限ると勝ち馬はもちろんのこと、負けた馬からも大物が続々と誕生。そこでこのレースをステップにGI馬に上り詰めた名牝を振り返る。  まずは07年のダイワスカーレットだ。単勝1.9倍の1番人気で参戦。3番手から押し切りを図ったものの、直後でマークするように運んだアドマイヤオーラに差され、自身初黒星となる2着に終わった。しかし、この敗戦を糧に、何より同期のウオッカとしのぎを削ることで大きく成長。同年の桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を制し、最優秀3歳牝馬に選ばれた。さらに

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