24年末にJRAの各種リーディングが発表されたが、ここでは少し違った視点から「珍リーディング」を紹介したい。 まずは出走回数から。有馬記念ウイークを終えた時点で8頭が14走で並んでいたが、その中で唯一最終週に出走したバーンパッション(牡7、美浦・天間昭一厩舎)が15走で制した。年明けから2勝クラスの芝で苦戦が続いていたが、夏場の障害転向が大正解。5着→3着→2着→2着→2着と安定した走りを続けると、最終週に待望の障害初勝利を手にした。 2位は14走で7頭が並んだが、その中ではジョーメッドヴィン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)を取り上げたい。5月を除いて毎月出走。それでいて2勝、2着3回、3着5回と堅実な成績を残したのは立派…