「中山金杯・G3」(1月5日、中山) 函館記念の覇者で、天皇賞・秋でも3着に善戦したホウオウビスケッツが主役を務める。出走を予定していた有馬記念は無念の除外となったが、目標を切り替えて順調に乗り込んできた。奥村武師は「秋初戦の毎日王冠(2着)は状態がひと息だった。あの頃に比べれば、はるかに活気がある。中山二千も特に問題はないし、何とかここで賞金加算を」と気合十分。主戦の岩田康が騎乗停止中のため、H・ドイルとのコンビで開幕Vを狙う。 新潟記念を制し、エリザベス女王杯でも4着に健闘したシンリョクカもV候補だ。こちらも有馬記念を除外されたが、竹内師は「目標を切り替えて、少しずつ調教の強度を上げ…