◆第41回ホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル、良) 2024年中央競馬のラストを飾るG1は18頭によって争われ、北村友一騎手が騎乗した単勝1・8倍で1番人気のクロワデュノール(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)が、無傷3連勝でG1初制覇となった。 北村友一騎手にとってはクロノジェネシスで制した2020年有馬記念以来となる4年ぶりのG1勝利だった。その翌年5月2日の阪神競馬2Rで他馬と接触した影響で落馬負傷。背骨が8本も折れる大事故に見舞われた。通常の歩行が可能になるまで、かなりの日数を要する状態だったが、約1年1か月後の22年6月11日にようやくターフに戻ってきた。 勝利騎手インタ…