先週の有馬記念ウィークの中山は、先団を見る形から差し切ったレガレイラのように、先行集団を勝負どころで射程圏に入れて運んだ馬の活躍が目立った。それを裏付けるように、芝2000メートル以上の他4鞍は全て道中は中団で待機した組。上から見ると最後の直線の芝の内ラチから2、3頭ほどは芝がはがれている箇所が目立つ。 洋芝で2戦2勝とタフな馬場は歓迎のマジックサンズには絶好の馬場になりそう。先団を見る形で運べる12番枠も追い風になりそうで、デビュー3年目の佐々木大輔騎手が手の内に入れている点も魅力。同騎手は1Rに続き、ホープフルSと同じ5R・芝2000メートルを勝利しており流れもいい。…