ドウデュース(牡5歳、栗東・友道厩舎)が25日、競走馬登録を抹消され、栗東トレセンを退厩した。今後は北海道安平町の社台SSで種牡馬となる。主戦の武豊やキーファーズの松島正昭オーナーが見守る中、慣れ親しんだ場所を後にした。 最後までいななき、活気あふれる姿で馬運車へ乗り込むパートナーを、武豊は温かい視線で見守っていた。「元気が有り余っているね」と笑みを浮かべた後、「すごくいい馬に巡りあえて良かったです。感謝しています」と一緒に歩いた3年半を思い出すように言葉を紡いだ。 有馬記念は出走取り消し。「残念でしたけどね。ただ、無事に引退できたのはホッとしています」と口にする。競馬が血をつなぐスポー…