今年限りで現役を引退するG1・5勝馬ドウデュース(牡5歳、栗東・友道)が25日、種牡馬入りする北海道安平町の社台スタリオンステーション(SS)に向かうため、滋賀県の栗東トレーニングセンターを退厩した。主戦を務めた武豊騎手(55)=栗東・フリー=も見送りに参加。有馬記念への出走が取り消しとなった後、初めて公の場で愛馬への思いなどを語った。また、G1完全制覇が懸かるホープフルSへ向けても「全部制覇したい」と意気込みを見せた。 冬の青空が広がる午前9時。関係者や30人以上の報道陣が友道厩舎に詰めかけた。松島オーナーと談笑する武豊は「今、現役続行が決まりました。フェブラリーSです」と“らしい”ジョ…