今年限りで現役を引退するG1・5勝馬ドウデュース(牡5歳、栗東・友道)が25日、栗東トレーニングセンターを退厩した。管理する友道師に松島正昭オーナー、主戦の武豊も見送りに駆けつけ、慣れ親しんだ栗東トレセンを後にした。 ラストランとなるはずだった先週の有馬記念は、右前肢ハ行のため出走を取り消し。あくまで大事を取っての判断で、30人以上の報道陣も集まったこの日は元気にいななき、活気のある脚取りで馬運車に乗り込んだ。 松島オーナーは「本当に感謝しかない。ノーザンファーム、友道先生、もちろん武豊ジョッキーもありがたい。楽しい3年半でした。皆さんのおかげです。こんな馬、一生に一回会えるか分からない…