これまで3連単の配当が100万円を超えたことがない中山金杯とは対照的に、京都金杯は波乱傾向にある。そこでこれまでの3連単の高配当ベスト3を振り返りたい。 第3位は16年だ。僅か2頭しか出走していなかった牝馬の1頭、3番人気のウインプリメーラが好位から押し切り、6歳にして重賞初制覇を果たした。やはり前々で運んだ13番人気のテイエムタイホーが2着、番手を追走した7番人気のミッキーラブソングが3着。Aコース1週目らしい典型的な先行決着で、3連単は34万7310円の波乱となった。 第2位は06年だ。この年も逃げ先行馬が波乱を呼んだ。勝ったのは6番人気のビッグプラネット。前半1000mが59秒1という緩めのペースで逃げると、直線で二枚…