「有馬記念・G1」(22日、中山) ファン投票1位のドウデュースが決戦2日前に出走取消。一気に混戦模様となった今年のグランプリを制したのは5番人気のレガレイラだ。シャフリヤールとの壮絶なたたき合いを約18センチ差で制し、1960年のスターロツチ以来、64年ぶり史上2頭目となる3歳牝馬Vを飾った。3着には2番人気のダノンデサイルが逃げ粘り、1番人気の支持を受けたアーバンシックは6着に敗れた。 引き揚げ所で鼻差先着の見通しを聞いて両腕を広げて喜んだ戸崎圭とは対照的に、人馬を迎えた木村師は努めて笑顔を抑えていた。3歳牝馬では60年のスターロツチ以来、実に64年ぶりとなる有馬記念制覇。「まずこの…