「阪神C・G2」(21日、京都) 初騎乗で見事に一発回答だ。8枠16番ということもあり、道中は外々、4角でも大外を回る競馬になった1番人気のナムラクレアだが、さすがはルメール。ギリギリまで仕掛けを我慢し、満を持して追いだすと、瞬く間に内の馬をのみ込んだ。 今年未勝利だったナムラクレアを復活Vへと導いた鞍上は「すごくいい瞬発力を使ってくれましたね。右回りでちょっと内にモタれたが、大外に出してから、すごくいい反応をしてくれました」と称賛。長谷川師も「初めてだったのに馬の能力をきっちりと引き出してくれました」と笑った。 今年はG1で高松宮記念2着、スプリンターズS3着と勝ち切れないレースが続…