ダート競馬における年末の大一番・東京大賞典(3歳上・GI・ダ2000m)の開催が迫ってきた。レース当日の12月29日は食品メーカーの紀文が制定した「福の日」。おせち料理に使われる練り物を製造・販売する同社が、正月行事の意味、いわれを知ることで福を招いてもらうのを目的に考えられたという。そこで29日に行われることが定着している東京大賞典で2番と9番は「福」を招いているのか。近10年の成績を調べてみた。 結論からいえば、東京大賞典の2番と9番の数字は悪くない。2番が【0-1-1-8】の勝率0%、複勝率20%、9番が【2-1-1-6】で同じく20%、40%。さらに目下6年連続で2番か9番が馬券圏内。近い方から23年=2着に9番ウィルソンテソーロ、…