ドウデュースが出走取消。秋古馬3冠がどれほど難しいことなのか。改めて実感させられた。今後の種牡馬としての活躍を祈らざるを得ないし、それでも一年のクライマックスはやってくる。絶対的な1番人気が予想された馬がいなくなり、波乱の可能性もある。 外枠不利、6歳以上不振など過去の傾向は置いておいて、当欄ではまず今年の中山競馬場の馬場状態をしっかり確認してみた。 今年の第5回中山・芝1800メートル以上の脚質別勝利数(逃げ―先行―差し―追い込み)は【2―5―9―0】。勝率は逃げ12・5%、先行7・8%、差し11・0%。連対率は差し23・2%が、続く先行の15・6%を引き離している。20年以降の5年で、暮れの中山から同条件(…