秋古馬三冠を狙うドウデュース、今年のダービー馬ダノンデサイルを始め、豪華メンバーが顔をそろえた有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。今回は「枠順」をテーマに、過去の傾向から的中へのヒントを探っていく。 スタート直後にすぐコーナーを迎えるコース形態から、外枠が圧倒的に不利といわれる中山芝2500m。近10年で8枠から馬券圏内に入ったのは、18年シュヴァルグラン、23年スターズオンアースの2頭のみと振るわない。参考に過去30年まで範囲を広げても、1枠?7枠の複勝率が15.0%以上なのに対して、8枠は8.3%と極端に低数値。昨年はスターズオンアースが2着に好走したが、これはC.ルメール騎手の好騎乗が大きい。8枠は評価を一段階下げてよ…