◆有馬記念追い切り(18日・栗東トレセン) 第69回有馬記念・G1(22日、中山)の追い切りが東西トレセンで18日に行われ、海外G1だった前走で上位に入った2頭が上々の仕上がりをアピールした。大阪本紙予想担当・山下優記者が両馬の動きを入念にチェック。昨年とは順調さが段違いで激走ムードを感じ取ったシャフリヤールを「見た」。 豊富な経験を力に変えて、もう一度頂点へ。シャフリヤールはフラットワーク(準備運動)をより大切にする藤原厩舎でもあり、まずは角馬場で助手がまたがり入念に体をほぐす。ハミを取って頭を下げ、さすがの集中力だ。そして西塚(レースはCデムーロ)に乗り替わって芝コース入り。単走で5ハロン63秒0―11秒…