「有馬記念・G1」(22日、中山) 泣いても笑っても最後となるレースへ、万全の態勢は整った。昨年の覇者ドウデュースが18日、栗東DPで最終追い切りを行い、馬なりで6F82秒5-37秒4-11秒6をマーク。併せた僚馬と併入した。最後の追い切りを見守った友道康夫調教師(61)=栗東=は予定通りの動きにうなずき、会見を行った武豊騎手(55)=栗東・フリー=も「結果で応えたい」と気合十分。多くの競馬ファンを魅了したスターホースが、最高のフィナーレを飾る。 王者最後の追い切りを、スタンドの皆が固唾(かたず)をのんで見守った。今回がラストランとなるG1・5勝馬ドウデュースは、近2走や昨年の有馬記念と同…