G1・22勝を誇る名トレーナーから見ても、ドウデュースは異彩を放っている。02年に開業した友道師は08年天皇賞・春のアドマイヤジュピタでG1初制覇。そこからトップトレーナーへの道を突き進む。ヴィルシーナが13&14年ヴィクトリアマイル連覇。16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュースがダービー馬に輝き、アドマイヤマーズは国内外のマイル路線で活躍するなど数々の名馬を育て上げた指揮官は早い段階からドウデュースの素質を感じ取っていた。 「2歳の頃から走る要素を持っていました。2戦目のアイビーSが明らかに太めでも勝ってくれて“これは能力がある”と思いました」 アイビーSは12キロ増の体重が示すように余裕を残した…