「有馬記念・G1」(22日、中山) 昨年に続き、今年のグランプリも3世代のダービー馬が参戦する。有馬記念史上初めてダービー馬3頭がそろった前回は22年ダービーVのドウデュースが完勝。ラストランとなる今回も断然の人気を集める。そこで黙っていないのが他の2頭だ。新旧交代を掲げるダノンデサイル(24年)、覇権を狙うシャフリヤール(21年)にも注目だ。 今年のダービー馬ダノンデサイルがグランプリで頂点を狙う。皐月賞での競走除外からダービーを制したように、無限の可能性にあふれる3歳馬。ファン投票2位で選出され、古馬との初対戦に期待が高まる。 クラシック初戦の皐月賞では、スタート直前に右前肢ハ行を…