◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 花道を飾るのは日本で一番素晴らしい馬だ。鈴木康弘元調教師(80)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。今週は有馬記念スペシャルとして5つのチェック項目(各20点満点)で出走馬16頭を採点。ラストランで“秋の古馬3冠”を懸けるドウデュースに唯一満点を付けた。達眼が捉えたのは引退が惜しまれる躍動感に満ちた立ち姿。年末のグランプリ連覇で大団円を迎える。 「この世でいちばんすばらしい馬」という名作絵本があります。8世紀、中国の青年画家ハン・ガンが描いた心にしみる馬の物語。ハン・ガンの絵はあまりにも生き生きとしているので画布から飛び出して動き出す…。そんなうわさを耳にした武将が戦…