「有馬記念・G1」(22日、中山) ドウデュースが秋の古馬3冠コンプリートで有終の花道-。そんな有馬記念を想像する方は多いかもしれないが、ライバル陣営も黙ってはいない。『STOP THE ドウデュース』の筆頭格と目されるのは今年の菊花賞馬アーバンシック。決戦1週間前の15日は夜明け前の美浦坂路で躍動。自己ベストに迫るタイムを記録して順調ぶりをアピールした。 夜明け前の午前4時。美浦坂路のスタート地点を勢い良く飛び出した栗毛が、スポットライトに照らされる。注目の菊花賞馬アーバンシックは単走追い。外ラチ沿いを手応え十分に駆け上がると、ゴールが近づくにつれてグングン加速。残り1Fで気合をつけら…