2歳マイル王決定戦「第76回朝日杯FS」は素質馬16頭が淀に集結。来春のクラシックを見据える熱い戦いが繰り広げられる。 戦歴を素直に評価してアルテヴェローチェに◎を託す。札幌新馬戦は道中4番手を追走。特殊な芝1500メートル戦で12番枠から距離ロスの多い競馬だったが、力強く脚を伸ばして初陣Vを飾った。その後は放牧に出され、成長を促した。その効果が大きく、前走サウジアラビアRCは初戦に比べて馬体は10キログラム増で出走。仕上がりの良さが光っていた。 初戦とは異なる、長い直線の東京でも好位から脚色は全く衰えることなく連勝を飾った。 中間は1週前に初コンビを組む武豊を背にCWコースで6F80秒1?1F11秒1の好時計。大き…