土曜付企画「G1展開王」は数多くある予想ファクターの中から、展開面にスポットを当てて勝ち馬をあぶり出していく。伝統ある2歳マイル王決定戦「朝日杯FS」を担当するのは大阪本社・栗林幸太郎記者。コース適性と展開面がぴったり合いそうなトータルクラリティを猛プッシュする。 阪神JF同様に今年は京都が舞台。今秋、当地が使用されて11週目で馬場の傷みが目立つ。まずはここまでの馬場傾向を探ってみたい。 10月以降、当舞台(外回りのみ)は9鞍行われ、4角2?5番手が6勝。9番手以降の勝利はマイルCSと阪神JFのみ。一方、4角先頭は1勝。逃げ、差し、追い込みより好位で運んだ馬が有利に進めている。先週日曜の京都芝は5鞍中4鞍で4角2番手…